「ふるさと史跡再発見」と「クリーンシティかごしま2009」
8月2日(日)7時から8時まで、福昌寺跡・キリシタン墓地の清掃作業を行いました。
約50名(子どもから中学生含む)の参加があり、1時間の清掃に汗を流した後
森元池之上町内会長より
福昌寺、キリシタン墓地についての説明がありました。
玉龍山福昌寺は、島津元久(7代守護職)が、島津家の菩提寺として1394年に創建。
曹洞宗の寺院で最盛期には、1500人の修行僧がおり、南九州屈指の大寺であったと言われています。
現在、原田薬局、池之上クリニックがあるところは、堂之前と呼ばれていますが
その頃福昌寺へ続くお堂があったことに所以していると思われます。
キリシタン墓地は、1870年(明治3年)長崎浦上からキリシタン375人が鹿児島に連れてこられ、
1873年(明治6年)の帰郷まで53人が他界しました。
1905年(明治38年)ラゲ神父が散在していたお墓をこの地に集めて記念碑を造りました。
市街地でありながら、一歩、福昌寺内に足を踏み入れると、不思議な静寂と見上げる空の色がとても青々しく感じる場所です。
今年は、「島津斉彬生誕200年」です。斉彬の功績をたたえながら
福昌寺 で 古きよきいにしえの雰囲気をたのしんでみてはいかがでしょうか。